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【スペイン語】Gustar(好き)から学ぶ ”Verbos de Efecto”

f:id:ayanorosa:20181020002930j:plainHola! こんにちは、アヤノ ロサです。

今回は、スペイン語学習者が割と早めに困惑する動詞「Gustar」について説明いたします。

 

目次:

 

Gustarの主語は「私」じゃない!

Gustar(グスタール)の意味は、

「気に入る」「~が好き」です。

私は花が好きです、私はダンスが好きです、etc…会話の定番!

 

いきなりの余談ですが、私はプライベートでメキシコ人に日本語を教えているのですが、主語+述語の勉強で早めに教えるのが「好き」を使った文章です。

定型文だけでなく、自分のことを日本語で話せるのは嬉しいことで、日本語が少し話せる気分になると思うので、これはしっかり教えます。

「何の食べ物が好きですか?」と練習で聞いた際、生徒さんから「私は、おスシが好きです」と言われたときには、「え、タコスじゃないの?」と思わずつっこんでしまいました。そんな小さなやりとりも微笑ましいです。

 

英語では、「好き」は "Like" ですね。

 

例えば、「私はコーヒーが好きです」

I like coffee.

<主語> + <動詞> + <目的語>

<私は> + <好き(好む)> + <コーヒーが(コーヒーを)>

 

日本語と英語は、動詞と目的語の位置が逆ですが主語が初めにくるのは同じ。「私は○○○が好きです」は、学習者には覚えやすく使えたら便利なフレーズなのです。

 

しかし、スペイン語の「好き」という動詞「Gustar」はそうはいかない。

 

Gustarは、英文での目的語が主語になります。

 

…???何ぞや。

 

お気持ちわかります。

私もいきなり「物が主語だ」と言われた時には固まりましたからね(笑)

 

「私はコーヒーが好きです」:

 

英文:I like coffee.

 

スペイン語:Me gusta café.

Me=私に

◆ gusta =gustar三人称単数

café =コーヒー

 

スペイン語の場合、「コーヒーが私に気に入らせる」というニュアンスになります。

Gustarの場合は、好きなものが主語となり、それを好きな人が目的語となる、ということです。

 

こういった、物が人に効果を与える動詞を「Verbos de Efecto」と言います。

 

間接目的格人称代名詞について

主語である物が誰に気に入らせるのか、この「誰に」は間接目的格人称代名詞(以下、間接代名詞)を用います。

例文「コーヒーが私に気に入らせる」の「私に」が間接代名詞(目的語)です。

 

Gustar学習前に、スペイン語で「Me gusta~」とよく耳にしていた頃、「なぜ主語Yo(私は)でないのだろう、Meって何だろう?」と疑問に思っていました。

 

【間接目的格人称代名詞】

me :一人称単数(私に)

te   :二人称単数(君に)

le   :三人称単数(彼/彼女/あなたに)

nos   :一人称複数(私たちに)

os   :二人称複数(君たちに)

les :三人称複数(あなたたちに)

Gustarの場合は主語は動詞の後ろに置きますので、この間接代名詞が初めになります。

<間接代名詞> + <動詞Gustar>  + <主語> です。

 

例文:

Me gusta café.

私はコーヒーが好きです。

(直訳:コーヒーは私に気に入らせる)

 

Te gusta café.

君はコーヒーが好きです。

 

Nos gusta café.

私たちはコーヒーが好きです。

 

動詞は主語によって活用があります。Gustarの場合、主語は物であるコーヒー。三人称単数の活用で「gusta」になります。

「私」、「君」、「私たち」と何人こようが、主語がコーヒーであり現在形のままである限り、gustaのままです。

 

ちなみに、三人称単数(彼/彼女/あなた)は全てLeですので、会話の流れで誰にとってのことなのか把握できない場合は間接目的語と併用します。

Le gusta café.

(誰がコーヒーを好きか?)

A ella le gusta café.

彼女はコーヒーが好きです。

A Luis le gusta café.

ルイスはコーヒーが好きです。

 

Gustarの活用

好きな物が主語となりますので、Gustarの活用は基本的に三人称単数か三人称複数となります。

 

【Gustar活用】

gusta:現在形 三人称単数

gustan:現在形 三人称複数

(さらに、過去形や未来形など時制により活用も変更しますが、ここではわかりやすく現在形のみにしておきます。)

 

Me gusta la música japonesa.

私は日本の音楽が好きです。

 

Me gustan los tacos.

私はタコスが好きです。

(↑知ってました?タコスって複数形で、ひとつの場合はタコtacoなんですよ!)

 

 

<Gustar> + <動詞不定詞> で、「~することが好き」という意味になります。

 

Me gusta dibujar.

◆dibujar =線画を描く

私は線画を描くことが好きです。

直訳:線画を描くことは私に気に入らせる。

(↑コレ、実際に私が好きなことです ^U^)

 

Me gustaría visitar el museo.

◆gustaría =直接法過去未来 活用

◆Visitar =訪れる

私は美術館へ行きたいです。

↑英語でいう「 I would like to~ =~したいのですが(丁寧)」ですね。

 

最後に

Gustarは、自分が主語でなく、好きな物が主語となります。Gustarの活用に初めは迷ってしまうのですが、慣れてしまえばとっても便利な動詞です。

 

Verbos de Efecto (事物が主語)は他にも以下のような動詞があります。

Aburrir 退屈させる

Agradar 楽しませる

Convenir 都合が良い

Disgustar 気に入らない

Doler 痛い(痛みを与える)

Emocionar 感動させる

Encantar 魅了する

Faltar 不足している

Molestar 不快にさせる

Picar チクチクさせる

Servir 役に立つ

Sorprender 驚かす

Parecer ~のように見える

 

私も今さまに勉強中のこの動詞たち。

使いこなれるようになったら会話の幅が広がる動詞たちですね!